11/15/2016

イギリスで鼻うがい(鼻洗浄)!


どうも、はりぼうです。
3週間前から高熱を出し、寒気が止まらず。
当初は風邪の症状はなかったので疲れがどっと出たのだと思っていたのですが、イギリスの菌にしっかりやられていました。

3週間前の週末: 38度近い熱を出して寝込む→熱が下がって調子にのる

2週間前の週末: またしても熱が出て、寒気が止まらず、再度寝込む

先週の初めから金曜日にかけて: ついに咳と鼻水を伴う症状が出始め、微熱、頭痛、顔面痛が4-5日続く。大学の授業に事前に体調不良で遅刻しますとの連絡を入れた上で出席したら、私のうるさい咳と止まらない鼻水に見かねたコースダイレクターのマットさんに家に帰されました。

(先週の水曜: GP、いわゆるジェネラルプラクティショナー。イギリスの医療制度は紹介制で、私立病院に行かない限り、まずは担当医に診断をしてもらう必要があります。その上で専門医を紹介してもらわないと専門のお医者さんに会うことさえできません。てことでGPに会いに病院に行ったら、GP登録に48時間かかると言われ、フォームを埋めただけで追い返されました。)

先週末: 土日ともに体調が悪く、家に引きこもる。ティッシュ箱を買っても買っても追いつかないほどの鼻水、食べたものを戻しそうになるくらいの激しい咳、微熱。頭痛。顔面痛。

気づいたんです。これってもしかして、風邪じゃない?

そうですね、これはおそらく蓄膿症ですね。
タイにいた時も、下を向いた時にものすごい頭痛と目の奥の痛みがあり、病院に行ったことがあって、その時に蓄膿症と診断されたんですよね。

病院で診断してもらうことができないので代わりにBoots(薬局)に行って薬剤師さんに症状を説明して、市販の薬を手に入れました。


  • LEMSIP MAX レモン味 (左上)

イギリスの薬局で最も目立っている、風邪や熱に効くというお湯に溶かして飲むお薬。他にもいろんな味がありますが、レモンが無難かと思い、購入。味は結構おいしいです(おいしいが故に、効く気がしない)
飲み方は簡単、粉をマグに入れて、温かいお湯を注ぐだけ、なぜか沸騰した熱々のお湯は注がないでね、お好みでお砂糖やはちみつを加えてもいいよと書いてあります。

  • PARACETAMOL(右上)

頭痛薬ですね、軽い熱にも効くようです。日本でいうイヴとか、バファリンの類ですよね。12歳以上は1回に1-2粒を1日に4回まで服用します。

  • Olbas oil(右下)

日本でいう、ヴィックスヴェポラップですね。スースーします。寝るときに枕元に垂らしたり、マフラーに1-2滴垂らしと鼻づまりが解消されます。ヴェポラップより割と強烈ですが、効果は抜群です。

  • Benylin Chesty Coughs(下の真ん中)

薬剤師さんに「咳が止まらなくてつらいんです!」と言ったらオススメされたのがこちらのシロップ。咳は、ドライコフか、チェスティーコフかと聞かれます。意味がわからなかったので説明を求めたところ、単に喉からくる咳か、もっと深いところ、気管支とか?からくる咳かということだったので、下の方からくる咳の私はこちらのChesty Coughsのシロップをオススメされました。正直、効果は実感できません。

  • Strepsils Sore Throat & Cough(左下)

のど飴ですね!タイにいた時からお世話になっているのど飴です。咳がどうしても止まらない時に食べると、食べている間はかなり効きます。腹筋が痛くなるくらい咳が止まらなくて苦しかったので、本当にお世話になりました。いろんな味があって、喉に効くのはこちらの青いやつなのですが、美味しくないです。辛くて、苦いけど、のど飴だからしょうがないと割り切るしかないですね。

昨日まではこれらの市販薬に頼って死にそうになりながらもなんとか生き延びることができました。
ただ、先週末に、風邪じゃなくて蓄膿症も併発していることに気がついてしまったので、

今日は大学の帰りに鼻うがいの器具を買ってきました!!!

買いに行く前に
「鼻うがいの器具ってそもそもイギリスで売ってるの?」
「てか英語でなんていうの?」
と思って誰かが記事にしていることを期待して検索したのですが、めぼしい記事が見つからず。。。

薬剤師さんか、薬局の人にグーグル検索した鼻うがいの写真見せればなんとかなるでしょ〜!と思い、カーディフで一番大きいBootsに行ってきました。

まずは、店員さんを見つけて、Nose gargle (Google翻訳)ありますか?って言ったら、
何言ってるの?ノーズガーグルって何?って逆に聞かれてしまい、、、
あ、写真見たらわかるかなと思ってグーグルのイメージ検索で出てきた画像を見せたら、
鼻うがいしている人の写真ってどうしても残念になっちゃうじゃないですか、
で、店員さんに笑われて、私もおかしくなっちゃって。
私はこれは知らないから、他の人に聞いた方がいいかもって言われたので、

レジに並んで年配の店員さんに直撃!しつこくNose gargleはありますか?と聞いたら、またしても何言ってんのこいつという反応をされたので、写真を見せました。

そしたら、あー多分あなたが欲しいのはこれのことね〜と言って鼻用の薬コーナーに案内してくれました!鼻スプレーとかはあるんだけど、鼻うがいの器具が見当たらず、、、諦めかけたところで

あったーーーーー!!!!!!!


なるほど、イギリス英語で鼻うがいは(Saline) Nasal Irrigationというんですね。勉強になります。だから通じなかったのか。。。

お値段は、生理食塩水を作るための粉が60包、ボトルの形をした鼻洗浄の器具を1つ含んで15ポンドほどでした。

まあまあ、そんなに高くないんじゃないかな?

早速ルンルン気分で帰宅をし、使ってみました。
中を開けると、




ボトルと粉が出てきます。説明書が入っていて、英語がぎっしり書いてあるので読む気が失せます...

言いたいことはつまり、清潔な水を使ってね!ってことです。浄水されたお水、あるいは市販の飲料水、一旦沸騰させて冷やしたお水のどれかを使ってください!って言っています。
あと、粉を入れないで普通の水で鼻洗浄するのは間違ってるよ!とか、水道水を沸騰させずにそのまま使わないでねとか、とにかく注意書きが多い。

要点は、きれいな水で生理食塩水を作ってね!ということだけです。

  1. 水を一番上に上から2番目の転線まで入れます
  2. 粉を1袋入れます。
  3. 片方の鼻うがいをします
  4. 優しく鼻をかみます
  5. もう片方の鼻うがいをします
  6. 優しく鼻をかみます
  7. 終わったらボトルをきれいに洗ってね!
しないといけないのは、これだけです。
オススメとしては1日2回、多くのお医者さんは1日4回を推奨しています。1日6回しても大丈夫です。とも書いてありました。

私は2-3回で大丈夫かと。今回は大きなBootsに行ったにもかかわらず、鼻洗浄の器具はこれしか売っていませんでしたが、同じブランドからは赤ちゃん用や、もっと本格的で使いやすいタイプのものも出ているようです。


蓄膿症気味、あるいは花粉症で困っているから、どうしても風邪をひきたくない!って方は試してみてはいかがでしょうか。

私は個人的には爽快なのですが、初心者の方は最初は辛いと思います。ただ、すぐ慣れますし、一旦始めると清々しくってハマります。

ではでは。課題に追われていて忙しいのですが、気分転換に更新してみました。
おやすみなさい。あと1か月、乗り切りたい。



10/31/2016

大学院の課題に追われて。


お久しぶりです。日曜の夜になってしまいました...。
今週は、金曜の夕方より体調を崩しておりました。

朝からお腹の調子が悪く、寒気がするなあと思っていたら午後になって急激に悪化し!!
夕方には授業が少し早く終わったので、早急に帰宅しました。

帰宅途中にBoots(薬局)にて体温計を買っていたら、コースメイトからメッセージがきていて、「今日の授業後のプレゼンの話し合いってどこでするー?」と。やべえ、、、体調が悪すぎて話し合いなんて忘れてた。

ごめんなさい、熱っぽいので今日の話し合いは参加できそうにないです。
埋め合わせをしたいので、何か面倒があれば私に投げてください。と連絡し、帰宅。

戻ることも考えたのですが、体調が悪すぎてさすがに無理でした。
帰宅して熱を測ったら、37.8度ありました。
寒気がするわけだー!!!

帰宅して早々に暖かい部屋着に着替えて、体温計と一緒に買った美味しそうな薬をお湯で溶かして飲みながら、寝ました!

2時間くらいして起きたら、寒いのに汗だくで、非常に気持ちが悪かったのですが、
シャワーを浴びるのは良くないと思い、そのまま、これまた帰宅途中に購入した100パーセントオレンジジュースをがぶ飲み。またゴロゴロしてたのですが、吐き気を催し、なかなかうまく寝つけませんでした。

そんなこんなで土曜日の朝までベッドで過ごし、土曜の朝には熱が37.0度まで下がったのでシャワーを浴びて、朝から晩まで1日中ベッドにおりました。

ただ、月曜日提出の重要な課題があったので、土曜を完全にオフにし、
今日は1日朝から課題に取り組んでいました。

課題の内容は、Analytical Feature Proposal(分析特集記事の企画書)です。
そもそも、アナリティカルフィーチャーって何だよ!!!!!!

私の必修の授業は結構数があるのですがその中でも厄介なのがInformation Gathering & Analysis Ⅰ - Analytical Featuresという名前の必修。

講師が、ハワードという卒業生の噂では結構人気講師らしいのですが、一回授業したらそのあとから1ヶ月もいなくなり、毎週5時間ほどある授業をすべて他の講師たちによるカバーで進められています。

講師陣は、そもそも前期の後半にやるべきだったことなどを繰り上げて授業をします。
ハワードの代わりの授業をできるわけではないので、10/31提出のアナリティカルフィーチャーとは何か、という授業を受けれないまま、アナリティカルフィーチャーの企画書を提出するというわけのわからない事態が発生しました。

ふざけてんのかと。
この企画書、難点があって、企画書自体は250words-350wordsにて概要を書き、インタビューをする相手や参考書を並べること、とあるのですが、問題は、この企画書通りに実際に分析特集記事を書いて、12月の初旬に提出するのです。

だから、企画書だからと言って適当にやると、後から痛い目にあいます。

11月には、アナリティカルフィーチャーが何かよくわからないまま、1か月以内に記事を書き上げ、最低でも3人以上、理想は5-6人からインタビューを取り、それを盛り込んだ上で記事を書き上げないといけません。

なにそれー!!!!意味わかんなーい!!!
文句しか出てこないのですが、ひとまず企画書は書き終えたので、なんとか提出できそうです。ただ、本番はこれから、、、、

私のコースは英語チュートリアルのサービスがあって、英語の補習コースを運営している講師たちと1対1で、添削などをしてもらえます。
予約を前週にした上で、その日までに課題を仕上げないといけないので、私は間に合いませんでした。

てことで、イギリス人の友人に送り、アドバイスをもらおうとしたら、よくできてるし大丈夫だと思うよと言われ、結局は最初の文だけ多少の直しをしてもらい、そのまま提出できそうです。

ただ、いくら仲が良くても質の低いないように加え、間違った英語で書いた課題を見てもらうのは恥ずかしいです。向こうも仕事で忙しいのに申し訳ないし。。

日本人ソサエティのサークル長もいつでも直してあげるよ〜と言っていたのでこれからは彼にお願いしようかと。。。

気分転換にブログを書きましたが、実はまだ課題があと2つ残ってます。(本当は3つ)
去年みたいに毎日大好きな人と過ごせて、好きなことをして、週末はパブに行ってビール片手にサッカーを観て、っていう生活が懐かしい。。。。泣

ではでは。今年だけの辛抱。辛いです。

10/16/2016

デブへの道をまっしぐら。


食べ物についても書きたかったので、前記事に続けて更新します。

まず、カーディフの食費は思ったより全然高くないです。
1回スーパーに行って買い物して、結構買ったなーと思っても1000円くらいで抑えられます。

数日前から家計簿をつけ始めたので、来月に正確な支出票を載せることができたらいいなと思っています。

イギリスで美味しいもの!

① Cadbury's Chocolate

日本でもわりと最近はお馴染みでしょうか。
タイでも売っていたのですが、本場は味も品質も全然違います。
種類も豊富でオススメなのはTwirlですね、
Wispaという日本でいうエアロみたいなのも美味しいのですが、私は内側か何層にもなっているTwirlの方が個人的イチオシです。

Daily Milkはまあ、普通のチョコです。
どれも使っているチョコレート自体は同じで、形とか製造過程を変えることで違いを出している商品です。
Caramelは甘すぎて苦手です。Buttonsという名前の通りボタンの形をしている奴もまあまあです。

② Sainsbury's cookie



今日たまたまオーストラリアにいる日本人の友人と話していて、このクッキーの話になったのでちょうど写真がありました。笑
こちらのクッキー、店内で焼いているようで、種類が非常に豊富です。
どこのSainsburyにも置いてあります。日本のスタバのチョコレートチャンククッキーをイメージすればわかりやすいかなと。

サイズ感も、しっとり柔らかいところも結構似ています。
違うのはただただ安いこと。

イギリス人も、カナダ人も、日本人もおいしいと言っていたので、おいしいと思います!
私は結構好きです。値段の割にクオリティが高すぎる。

基本は£1ですが、安くなって70pの事も多々あります。
£1(¥130)なので、70pだと100円くらいでしょうか!

大きくて美味しいクッキーが5枚で100円!!!どういうこと!!!
こんな誘惑と毎日戦わないといけません。
私の場合、もう自分では二度と買わないと心に誓いました。

最近太り気味な気がしていて不安がっていたら、
B君に「自制心のないデブは嫌いだから、デブになったら会話しない」と言われてしまったので、チョコレートとクッキーとポテチを食べるのはやめることにしました。


まだまだ色んなものがあるのですが、課題をやりたいのと、写真を撮りためていないのでまた写真撮ってきて更新します。誰でも知っているようなネタですみませんでした。

ではでは。



大学院のコース、3週目終了。


ご無沙汰しています。

書きたいことが本当に溜まっています。
とりあえず、昨日でコースがスタートして3週間が終わりました。

前期のコースは9月26日から12月9日までなので、全部で確か11週間あります。
もう3週、まだ3週、どちらとも言えますが、毎日奮闘しています。

今日は先輩の自宅に伺って、プリンターを買い取らせて頂きました。
思っていたより印刷物が多いです。
これは人によるのですが、私は文献を電子媒体(Macbook Airとか)で読むのが苦手なため、いちいち印刷しています。

ラッキーなことは、印刷代は確かにかかるけれど教科書代金は無料なことです。
人類の進歩ってすごいですよね。教科書はE-bookになっているか、図書館に揃っているのでどの課題本も無料で手に入れることができます。

参考までに3週間で読まされたリーディングリスト
・Journalism and Democracy (12
・Good Journalism (18
・Bearing witness, journalism and moral responsibility (14
・What is journalism? (18
・Journalism: Principle and Practice, 2nd edition (15
・The tears of Premier Wen Jiabao (6
・Messenger Devis and Mosdell Chap1-4 (57
・English in Today's Research World, Unit4-5 

これが必須のリーディングリストでした。
右の数字はページ数です。
このほかにAdditional Readingというのがあって、読まないといけない文章がたくさんあります。上記した必須リストは氷山の一角です。

並べてみると以外と多くないですね〜。
ネイティブならそこまで辛くないのかもしれない。
でもコースのアメリカ人は、ネイティブなのに辞書を引いて、15ページ読むのに1時間弱かかったと言っていました。

私のコースはアカデミックなだけじゃなくて、プラクティカルな方にも力を入れているのでこの他に課題が、山のようにあります。

・決められたテーマで毎週英語でのブログ更新(400-800words、写真、動画、音声とインタビューをなるべく盛り込むこと)
・ニュースのイントロから3パラグラフを書いてくること
・InterCardiffという私のコースが運営しているニュースサイトのネタ探しと記事の執筆(写真、動画、音声やインタビューも含む)
・プレゼンテーション

こんなところでしょうか。
ちなみに私のコースは平日は水曜日以外は朝の9時-17時まで授業が詰まっています。
帰宅して夜ご飯を食べたらリーディングリストの消化と課題を一つ一つ潰していくという作業に追われます。

イギリスでの大学院留学を考えてこのブログを読んでいる人に正直に言いたいことは、
本当に辛いので、お勧めしません。

私は先週は1週間病みすぎて、どうしようもなかったです。
コースを変えることも考えましたし、コースディレクターとも話したのですが、涙が止まりませんでした。

タイにいる友人に電話をして散々泣いて愚痴を聞いてもらったり、本当にどうしようもなかったです。毎朝起きると同時に、なぜ起きてしまったのか、大学院に行きたくない、いっそ死んでしまいたい。という感情に支配されます。

アイルランドにいる友人やバーミンガムで頑張っている友人ともコンタクトをとっているのですが、みんな相当辛そうです。

日本に帰りたい。逃げたい。辞めたい。時間がない。友達ができない。死にたい。ご飯がまずい。差別を感じる。

病んでいる者同士の会話だと出てくる言葉は大体がこんな感じです。
今の私の目標は、一刻でも早くMAを取って卒業することだけです。

イギリスの生活を楽しみたいとか、友達を作りたいとか、
そういうのは一切消え失せました。とにかく、将来のために勉強をするだけです。

あ、そうそう個人的なことなのですが、このブログはいかに個人的であるかということに一番重要視して書いているので、興味がない人はこれ以下は読み飛ばしてください。


先週は大切な人と非常に険悪な状況になり、散々な週でした。
ただ、昨日はお互い時間があったのでようやくちゃんと話し合うことができ、言いたいこともちゃんと言って仲直りできました。よかった。

あとは、毎日つまらなくて、辛くて、どうしようもないので大好きな作家である辻村深月さんの本を読んで救われています。

最近Kindleを買って、日本の本が読めるようになったので、それだけが毎日の楽しみです。
いつか立派な編集者になって是非お会いしたい。
こんなに素敵な本を書いてくれて、ありがとうございますとお礼が言いたい。

ファンレターでも書くか。
ではでは。

9/24/2016

Welcome Party/記者と編集者の違い。


昨日は、朝からコースのInductionイベントに行ってきました。
2時間ほど、講師陣の紹介や学部でこれからどんな1年が待っているかの説明を受けたあと、去年履修していた先輩5人が質問も受け付けていました。

周りの人は、ここに来るまでジャーナリストとして働いていた人とかが結構いて、圧倒されてしまいました。

同じコースの人たちはジャーナリストを目指している人が多いみたいで、本あるいは雑誌の編集者になりたい私は少し話がかみ合わなかったり。(⇦人見知りの言い訳)

ただ、ラッキーなことに去年履修していた先輩の一人が中国から来ている女の子だったのですが、本が大好きで本の編集者になりたくてここに来ましたと自己紹介をしていたので、イベントのあと個人的に話を聞きに行きました。

ジョイスちゃんって言うのですが、すごい良い人で...。
今は卒業して、現地の出版社のインターンの結果待ちをしているそうです。

去年のコースには本が大好きで同じような志の友達っていましたか?って聞いたら、残念だけど一人もいなかったって言われちゃいましたww

私には、元バイト先の雑誌編集部でアルバイトから編集者を目指している親友がいるのですが、昨日はなかなか人間関係が構築できないことで気持ちが萎えてしまったので彼女にラインで話を聞いてもらいました。

その時にジャーナリストとエディター(特に本の編集者)の違いについて話したのですが、求められるスキルは確かに似ているけど、やっていることは全然違うよねと。

ジャーナリストの友人がいるわけでもないので、実際にはどういう志を持って、皆さんがどんな想いでジャーナリストになっているかはわからないのですが、

個人的には、ジャーナリストって、社会で起きている貧困問題とか、戦争や宗教による衝突、それに伴う難民問題など、本当に深刻な状況や生死に関わることを扱っていて、そういった事実をニュースで聞いて知っている一方で、実際には他人事だと思っている人たち(私自身を含む)に、本当に分かってるの?って突きつけるというか、社会に問うというイメージがあります。

だから、生死に関わるくらい深刻な状況にいる人を救いたい、とか人間社会の理不尽な不平等さとかを少しでも正したい、解決したいと思ってなるのかなと。

でも、私が編集者になりたいのは、もっとこう、日常的に起きる苦しみとかから人を救いたいなと思うからで、本って、ニュースにならないような個人的な苦しみや悲しみ、葛藤に価値を見出すというか。
家族が癌になってしまったとかか、大好きな彼に振られてしまったとか、学校でイジメにあっているとか、そういうのってニュースにならないような個人的なことだけど、経験している本人にとっては、果てしなく大きな苦しみや悲しみじゃないですか。
そういう人を救えるのって、本(誰かの言葉)なんじゃないかなと私は思います。

例えば自分の話をすると、私は大学生の時に「編集者という病い」という本を読んで、失恋から立ち直れたり、千原ジュニアさんの書いている「すなわち、便所は宇宙である」という本で、"泳ぎ方なんて人から教わるもんじゃない!"って文章を読んで、ずっと辞めようか迷っていたサークルを辞めるという決断ができたり。

日常的かつ、他人からすると些細なことかもしれないけれど、本人にとってはとてつもなく辛いことから人を救えるのは本だと思うんです。

真面目な話になってしまったのですが、話を戻します。
インダクションの後は、コースの立食パーティがあったので参加してきました。

コースの人何人かと話すことができてよかったのですが、
初対面の人と話すのって本当に辛い。。。自分から誰かに話しかけるなんて、めちゃくちゃ苦手だし、初対面同士の薄っぺらい会話での腹の探り合いも、本当に苦手です。

そんなこんなであんまり楽しめることなく、帰ってきました。笑
性格上、この人と仲良くなりたい!と思える人を見つけるまでは、友人関係をうまく構築できないので、しばらくは大変そうです。

早く誰か見つかるといいなあ。
月曜日は講義に出てから、夜は引越しです!
IKEAは何時までやっているのだろうか。。。

9/16/2016

カーディフにてフラット探し。


9月6日の火曜日にチェプストーに着いて、翌日から毎日部屋探しに奮闘していました。

ようやく9月14日の昨日、納得のいくフラットが見つかり第一段階の契約を交わし、仲介手数料(約240ポンド)の支払いをしてきました。

最終的にお世話になったのはカーディフ市内に3つの視点を構える比較的高級物件を扱っているJeffrey Rossさんです。

最初のうちは、イギリスに飛ぶ以前からSpareroom.co.ukという現地の人も家を探すのに使うと言われている王道のアプリで家主の人やエージェントに連絡を取り、一つずつメッセージや電話にて内覧(Viewing)のアポを取っていました。

こちらに到着して2日目に、ある女の子から、「素敵な家を見つけて、そこをシェアするには5人メンバーが必要なのですが、今2人しかいなくて困ってます。興味あったら連絡をください。」というメッセージがSpareroomを通して来たので、連絡を取り合って会ってきました。

その子は、同い年でRoyal Welsh College of Music and Dramaにて9月からコスチュームメイキングのコースを取っているニュージーランド育ちのカナダ人の女の子でした。もう一人はロンドンに住んでいたイギリス人の女の子です。実際に会ってみると、決めようとしていた家は他の人に取られてしまったようで、一緒に家探しをすることになりました。

ただ、私と彼女たちは予算が全く違った為に、自分一人での部屋探しも続行しつつ、彼女と内覧も何件か行ってきました。
最終的に私はカーディフ中央駅とカーディフベイの間にあるフラットに一人で住むことになったのですが、彼女と友達になれたのは大きかったです。

カーディフは川を挟んで東と西にエリアが分かれていて、東側のカーディフ大学近くにあるCathayRoathは、学生の多いエリアで、Cathayに至ってはここに住んでいる90パーセントは学生と言われています。Roathは約半分が学生だとか。

西には、Pontcannaというファミリーに人気のエリア。閑静で落ち着いた住宅街です。
隣にはPontcanna Fieldという大きな公園があり、周辺には素敵なカフェやレストランも揃っています。シティセンターからも近く、私もできることならここの近くに住みたかったです。Pontcannaにつながる大きな通りであるCathedral Rdも本当に素敵です。

以下、使っていたサイトと仲介業者について簡単に書こうと思います。

【家探しのウェブサイト】

Student.com

比較的価格帯の高い家を扱っている。選択肢が圧倒的に少ない。ただ、対応はプロフェッショナルです。

Spareroom.co.uk

選択肢が圧倒的に多い。不動産仲介業者だけでなく、個人でルームメイトを探している人や、家を貸したいという人が投稿をしているので仲介手数料がかからない可能性もある。ただ、返信率が圧倒的に悪いです。50パーセントくらいしか返ってきません。

Rightmove.co.uk

扱っている物件の質が非常に高いです。家賃もその分高いです。不動産仲介業者が間に入っているので仲介手数料は必須です。相場は100ポンド〜300ポンドだそう。私が使ったJeffrey Rossさんは240ポンドほどでした。

Easyroommate.com

登録はしたのですが、使い方が多少わかりづらいこと、ウェブページが見づらいことなどがあり、結局このサイトからの内覧の予約はしませんでした。

Gumtree.com

不動産だけでなく、中古品の売買もできるサイトです。
上と同じく、このサイトからの内覧予約はしなかったので詳細は不明です。
ただ、現地の人には名の知れているサイトらしく、使わなくなった家具の売買などには良いそうです。


【不動産仲介業者(Letting Agencies)】

最終的にお世話になったのはJeffrey Rossさんでしたが、それ以外にも多くの不動産仲介に行ってお世話になったのでそれぞれの印象を書いていこうと思います。

・Cardiff Student Letting

Student Unionが運営をしているので仲介手数料は無料です。
(多分カーディフ大学の生徒しか使えないはず)
もう家が残ってなくて、Windsor Houseというラグジュアリー物件を紹介されました。家賃はなんと720ポンド〜。非常に素敵でしたが、高すぎて断念。対応は普通です。

・Letting Angels

ここは、最悪です。担当の男性のやる気のなさが、ものすごい。
こんな時期に来て、いい部屋なんてあるわけないじゃーん。マジだるいんだけど。
みたいな対応で、二度と利用しません。

・Chrisjohn

内覧をさせてもらったのですが、なんとも言えません。とりわけ悪いところはないのですが、内覧中にIt's nice, isn't it? って何度も物件を褒める同意を求められ、苦笑していました。内覧中に雨がザーザー降ってきたので帰りは車でバス停まで送ってくれました。優しい。

・KEYLET

内覧の予約をしていたのですが前日に部屋が取られてしまい、キャンセルの連絡を受けました。キャンセルの連絡の際、部屋取られてしまったので、もう見せる物件ありません。バーイ!って電話を一方的に切られて、ちょっと感じが悪いなと思いました。

・View Properties

インターネットで物件を見て、内覧をお願いしに行ったらもう残っている物件はないと言われました。ションボリ出て行く時に名刺をくださり、また新しい物件が出てくる可能性があるのでいつでも電話くださいねーと素敵な対応でした。

・Albany Property Services

担当者の方はRikkiさん。内覧を予定していた物件で待ち合わせをしていたのですが数分の遅刻なのに、電話で今遅れていますと連絡をくださいました。対応の素早さは1番でした。ただ、見せてもらった物件自体は良かったのですが、Adamstownという地区にあり、内覧前後にフラットの周辺を歩いている限り、治安があまり良さそうになかったため契約は見送りました。

・Cps homes

まず、予約の時間にCps homesに行ったらシャッターを開けている途中だったので、シャッターをいじっている社員の人に「空いてるんですか?」と聞いたら空いてるんじゃない?と適当な返事を返され。約束の10分前に行ったのですが、〜時にアポ取った〜です。と言ったのに、時間まで席で待っててくれる?とwwwお客の扱いが雑でした。
そのあと2つ家を連れて行ってもらってのですが、結構押し売りというか、「この値段でこんな家はもう残ってませんよ。」「次の内覧予約が〜時に入っているので決めるなら今のうちですよ」などと、急かすような発言が多く、微妙でした。案内してくれて女性は気さくな方でしたが、ちょっと押しが強かったです。行きに、車を運転していた彼女は、物件までの道のりがわからなくなり、助手席にいた私は「グーグルマップで調べてくれる?」と頼まれました。苦笑

・allen & harris

問い合わせをしたのに返事が返ってきませんでした。

・PINNACLE 

私がというより、カナダ人の女の子が使っていました。一緒に家を見に行ったのですが、エージェントの人は良い人でした。対応も良く、押し付けもしないし、こちらの要望を言うと、オーナーの人に相談してみますねと言ってくださり、非常に親切でした。


最後に、私が最終的にお世話になったJeffrey Rossさん

もう大学が始まる日が近づいてきていて、焦っていたため、内覧予約をしに店舗に足を運びました。営業は朝の9時からにもかかわらず、10分前に着いてしまって「外で待っていた方がいいですか?」と聞いたら、「いいからいいから!中に入ってらっしゃい。」と素敵な女性の方が担当してくださいました。

予約もすんなり進み、翌日すぐに内覧に行きました。内覧の案内をしてくれた人は、Johnさん。Rossというのは彼のお兄ちゃんの名前だそうでお兄ちゃんがこの不動産仲介業者を興したそうです。車で移動している途中、何度も同僚から仕事の県で電話があり、車につないで喋っているから会話がだだ漏れだったのですが、みんな冗談を言い合ったり本当に楽しそうに仕事をしていて、好感が持てました。いろんな話をしているうちに、彼の息子さんの話や、カーディフないのお勧めのレストランや本の話になって、非常に盛り上がったし、たくさん笑いました。彼の息子さんの話や彼女さんの話、友人のフェイスブックを見せてもらったりして、本当にこれまでで一番楽しい内覧でした。案内してもらった部屋も素敵で、即決しました。


てことで、個人的なおすすめは絶対的にJeffrey Rossです。
ただ、カーディフ市内には数え切れないほど仲介業者があるので、自分のお気に入りを探してみてはどうでしょう。

ようやく家も見つかり、一安心。
入居可能日が26日のため、後10日ほどはChepstowの友人宅でお世話になります。

明日はWelcoming Partyがあるのですが、参加しようか迷う。。。笑
全部で20件弱の内覧予約を入れたのですが、前に予約を入れていた人に取られてしまって前日キャンセルなどが多くあり、実際に見れたのは15件ほどでした。

もう、いい部屋の取り合いですね。。。
私が決めた部屋も私の後になんと6件も内覧の予約が入っていたそうです。恐ろしや。
「残り物には福がある」なんて嘘なのでは?





8/22/2016

カーディフまでの行き方


お久しぶりです。
先週は個人的なことなのですが、いろいろなことがあって、更新サボリ気味でした。

先日、ようやくカーディフ行きのチケットを予約しました。
条件としては、

・乗り継ぎは1回まで
・スターアライアンスグループ
・安い

の3つだけだったので案外簡単に見つかりました。
ドイツ経由のルフトハンザで、チケット代はだいたい20,000バーツ(¥58,000)でした。

仲良しのBくんにチケットの詳細をラインで話していたところ、
「ヒースローからカーディフまではどうやっていくつもり?」と聞かれ、

「コーチか電車で。どっちがいいかな。」←ロンドンからカーディフへが電車とバスがあることは知っていたので、向こう着いてから何とかなるでしょくらいに思って舐めている

「オッケー。ちょっと待ってて」

と言われ、
「何を待つんだろう?」と思いながら待っていたら

「今調べたけど、多分バスが一番いいと思う。2時間しかかからないし、£41.40で行ける。はりぼうが着く時間の飛行機だとこの時間かこの時間がいいと思う。電車だともっと高いし2回も乗り換えないとだよ。」

と。びっくりですね。
代わりに調べてくれていたんだ!と感動していたら、

「ちゃんと向こうに行く前にネットでチケット買うんだよ。」

なるほど。そんなこと、考えもしなかったです。笑
言われるがままにその場でバスのチケットも予約し、ようやく向こうに行ってからの移動手段の予約が完了しました。

皆さんも、もしバスで向かわれる場合、日本を発つ前にオンラインで予約してEチケットを印刷して持って行った方がずっと楽で確実だと思います。

バスの予約が行えるサイトは、「National Express」で検索するとすぐに出てきます。

ちなみに、ヒースローからカーディフ中央駅までの代金はちょっと違ってくると思います。私は家が見つかるまでは友人の実家のカーディフから電車で40分ほどのChepstowというところにステイさせてもらうので、上で触れている£41.40は、そこまでの料金です。

出国までほとんど日がなくなってきて、寂しいのと同時にワクワクしています。

日本は台風の季節みたいですね。
今日バンコクに着く予定だった日本人の友人は、台風のせいで足止めにあっているらしく、8時間の遅延だとか。