7/09/2016

ベラナシ(ガンジス川)②


この日は早朝から朝日を見にガンジス川へ。

実際は曇ってて見れなかったんですけどねwww
いつの間にか日が昇ってましたwww

川沿いはこんな感じです。
こうやって、階段がある場所をガートと呼ぶらしいのですが、
私たちが行ったのは一番賑やかなガートだそうです。
名前忘れましたw

そこから船に乗って、日の出を見に行きましたが前述したように曇っていて全く見えませんでした。



そのあとは火葬場に行き(女性と子供は入れません)、とりあえず裸足になって、
膝下くらいまでガンジス川に浸かってみました。
思ったより全然汚くなくて、濡れていい服を着ていたら首くらいまでなら入れるかも〜なんて思いました。




本当のところ、ガンジス川に行っても人生観なんて変わらないし、何だろう。
感動したり、涙が出たりとかいう話をよく聞くのですが、そんなのは全くありませんでした。

ただ、インドに行って、思うことがたくさんあったのは事実です。
インドに行って、私はこの国は苦手だなと思いました。
なぜなら、インドはカースト制が廃止された今でもやっぱり絶対的な階級社会なんですよね。

例えば、タイでは運転手さんとかメイドさんと仲良くなって、一緒にご飯に行ったりするのは普通のことだったんです。階層は違っても、階級という概念がないから。
でも、インドでは、運転手さんは主人とは一緒にご飯は食べられないんですよね。もちろん、実際には食べられるのですが、食べません。彼らは私たちとは階級が違うと思っているから。

理不尽ですよね。同じ人間なのに。

私はたまたま日本人として今の家庭に生まれて、こうやって海外旅行ができたり、
イギリスの大学院に行きたいと思えばちょっとした努力で行けちゃう環境にいるのですが、それってたまたまじゃないですか。ラッキーだっただけですよね。

でも、人によっては、生まれた家庭によって階級が決まってしまったり
賢くっても教育を受ける機会に恵まれなかったり。

人生が不公平だなんてことはわかっているのですが、
インドにいるとそういうことについて考えざるをえない。それがつらくて、この国は苦手だなと思いました。

そうやって、長い年月を経て染み付いた血縁や家柄からくる階級の概念っていうのは、おそらくその当時に権力を持っていた人たちが自分のいいように宗教とかを利用して、作ってしまったものなんでしょうね。

世界は広すぎて、何にもできないし、そもそもその状況に対して何かをしようと思えないけれど。そう思えないっていう事実も含めて悲しくなりました。

そろそろイギリスのビザの申請もしないといけないので、また次回からは留学準備について書いていこうと思っています。

インド編はこの記事で終了です。
ではでは。

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