1/07/2016

パーソナルステイトメント


パーソナルステイトメントについて。
前回の記事でも書いたのですが、
私が応募書類の中で一番準備に時間がかかったのは
(ブラッディー)パーソナルステイトメントでした。

イギリスの大学院の出願に必要な書類は、

・2通の推薦状(うち1通はアカデミックなもの)
・パーソナルステイトメント
・大学の成績証明書
・卒業証明書
・パスポートのコピー(大学による)

IELTSのスコアは、応募の時点では必須ではないと思いますが、
あるに越したことはないと思います。

大学の成績証明書と卒業証明書は、厳封のものを6通ほど準備したのですが、
PDFのデータで出願ができるので、1通で十分でした。
厳封書類はタンスならぬ、引き出しの肥やしになっております。

また、私はタイのバンコクに在住しているので
大学の教授への推薦状はメールでお願いし、
PDFデータで送ってもらいました。

教授によっては、推薦状に大学の名前を入れて書く人がいるので、
大学ごとに名前の部分を打ち変えなければいけないという結構面倒な作業がありました。
また、私の受けた大学の中で、1校だけ2通ともアカデミックな推薦状であることと指定している大学がありました。

教授に推薦状を頼む場合は、最低でも1ヶ月くらい前からお願いしたほうが無難です。
私は、いろいろと問題があり、お世話になった教授を急かすことになってしまい、後悔しています。

推薦状は、大学によって形式が異なることがあります。
Sheffield Hallam、Cardiff、Leeds大学は推薦状の書式が決まっていて
その書式で教授にお願いをしないといけないので
出願前に大学のホームページにて確認をするのがベストです。

パーソナルステイトメントの書き方についてですが、
私は通っている英語学校のイギリス人の先生に教えてもらいました。

ポイントは
・イギリス人の好む、少しお堅すぎるくらいの英語で書くこと
・1枚以内に収めること。
・最後にお礼の言葉を入れること

くらいですかね。。
当初、アメリカ人の先生に添削をしてもらったところ、
アルバイト経験などを過去形に直されたのですが、
のちにイギリス人の先生に見てもらったところ、ここは現在完了だよねと幾つか添削を受けました。

やはりイギリス英語とアメリカ英語は異なるので、
自分の行きたい国のネイティブに添削をしてもらうのが一番だと思います。

私のパーソナルステイトメントは
4段落に分かれていて、最初にまず

①自分自身のバックグラウンドについて

小さい頃から本が好きで、大学では文学部に所属し、より広い分野のメディアに興味を持ったこと。大学生の頃は出版社で2年間アルバイトをし、出版物がどのように出来上がるかを学べたこと。

②なぜイギリスの大学院なのか

4回ほどイギリスを訪れたことがあり、イギリスの文化や歴史はいつも私に強く働きかけること。

③なぜその学部なのか

人の人生や考え方を変えることができるほど強力であるメディアに強い関心があるから、その分野について学びたいこと、そして将来ジャーナリズムの業界で働きたいこと。

④なぜその大学なのか

世界的に有名であること/ジャーナリズム学部の施設が優れていること/毎年様々な国から生徒が来ていて、いろんな国の人と関わることで視野が広がると思ったから/インターン先に大手出版社があること等々。

※④については大学のホームページを熟読し、大学ごとに変えて書きました。

⑤お礼と名前

Thank you for taking the time to consider my application. I look forward to hearing from you soon,
Yours Sincerely, 名前

で締めました。

文字数は全部で350ワード前後でした。

1枚に収めるとなんだか短すぎてどうなんだろうかとも思ったのですが、
イギリス人の先生にもアメリカ人の先生にも、文字数よりも内容が大事であって、
ずらずら長く遠回しに書かれているものよりは、
短くても的を得ている方が受けがいいと言われ、
少し不安に思いながらもそのまま提出しました。

最初にパーソナルステイトメントを書き始めた時は
日本語で自分のバックグラウンドについてワードで書き出してみたりしたのですが、
日本語で下書きをしてそれを翻訳するよりは、
最初から英語で書いてしまった方が簡単です。

パーソナルステイトメントで使えそうな英語は、
インターネットで調べると英語圏の人達のパーソナルステイトメントが
いくらでも出てくるので、それらの言い回しをそのまま使ったりしました。

まあ、偉そうにつらつらと書いたのですが、
私がパーソナルステイトメントを仕上げられたのは
今通っている語学学校の先生兼友人の力があったからで、
自分ひとりでは書き上げられませんでした。

やっぱり、ネイティブの人に助けてもらうのが一番です。
日本にいる友人(GPA2.9-3.0)は、留学代理店の添削サービスを使ったみたいですが、
ロンドン大学ゴールドスミス校やサセックス大学から合格をもらっていたので、
添削サービスを使うのもアリだと思います!

パーソナルステイトメントについては以上です。

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